Linuxのホームディレクトリを英語化する方法
前提
書くこと/書かないこと
Linuxを日本語でインストールすると、下記のようにホームディレクトリ配下のフォルダが日本語名称になっていることがあります。
今回はこれを英語名称に変更する方法を書きます。
ディストリビューションはAlmaLinuxを前提に書きますが、CentOSなどRedhat系であれば同じ方法で対応できるはずです。
環境
AlmaLinux9.0
変更方法
ターミナル(端末)を開いて、下記を入力します。
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
Enterを押すと下記の画面が表示されます。
「Update Names」を押すとTeminalに戻って下記のメッセージが表示され、同時に日本語のフォルダ名が英語になります。
Moving DESKTOP directory from デスクトップ to Desktop
Moving DOWNLOAD directory from ダウンロード to Downloads
Moving TEMPLATES directory from テンプレート to Templates
Moving PUBLICSHARE directory from 公開 to Public
Moving DOCUMENTS directory from ドキュメント to Documents
Moving MUSIC directory from 音楽 to Music
Moving PICTURES directory from 画像 to Pictures
Moving VIDEOS directory from ビデオ to Videos
変更を行うタイミングで日本語名ディレクトリ内で作業していると、「Keep Old Names」を選択していなくても日本語のフォルダが残ることがあります。
その場合は手動で中身を移動させて日本語フォルダを消せば大丈夫です。
(補足)再ログイン時
フォルダ名を英語にした後、再起動などで再ログインするタイミングでもう一度日本語に戻すかを聞かれました。
英語のままにしておきたいので、「次回から表示しない」にチェックして「古い名前のままにする」を押します。
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